
イチゴのガクの裏に粟みたいな穀物色の粒
よく見ると6本の脚が付いている。
アブラムシが風船のようにパンパンに膨らんで
干からびた状態になっている。
アブラムシはもう自分で動くことが出来ない。
多分もう生きていない。
アブラバチに産卵寄生されたアブラムシ
産卵された卵はアブラムシの体内で孵化して
幼虫はアブラムシの中で大きくなり、
アブラムシの中で蛹になる
宇宙船のハッチがパカッと開くように、
アブラムシの殻から成虫が飛び出してくる
この寄生されたアブラムシのことを
マミー(mummy:ミイラ)と呼んでいる。
アブラバチの種類は
ギフアブラバチかニホンアブラバチ
成虫になっても1.5mmと小さいので
判別は多分出来ないと思う。
日本で市販されている生物農薬(天敵昆虫)に
コレマンアブラバチ(Aphidius colemani)があるが
この圃場には導入していない。
※コレマンは日本の施設園芸での
天敵昆虫によるアブラムシ対策の代表種で外来種
一般的に天敵昆虫は外来種の方が強くて仕事が早い
でも外来種が増えると
近い種の在来種は増える余地がなくなる
居場所がないとその昆虫は姿を消す
すみかを探して移動するか、絶滅するか
我が家としては土着の在来種を信じたかったので
増えるアブラムシに、やっぱり来てくれたという安堵感
このイチゴの株は全体的にアブラムシが住み着いてしまって花も実もアブラムシまみれ。
根元にはアリ塚が出来てアブラムシを保護していた。
閉鎖された冬のビニールハウスに
アブラバチが入ってきたのは意思なのか
生態系の不思議を感じる。

