認証制度

有機JAS 農産物生産工程管理者

 伊世いちご畑は2020年9月に「有機農産物」の生産工程管理者としての有機JAS認証を受けました。圃場管理、生産管理について計画書と報告書を認証機関を通じて国に提出し、年に1回生産圃場と育苗施設の実地検査を受けています。

 有機JASについては環境に配慮して許可された農薬も存在しますが、当園では化学農薬・化学肥料・BT剤は使用せず、天然資源のみを利用した環境循環型の「有機栽培」を実行しています。

有機JASマークとは農薬や化学肥料などの化学物質に頼らないで、自然界の力で生産された食品を表しており、農産物、加工食品、飼料及び畜産物に付けられています。 有機食品のJASに適合した生産が行われていることを登録認証機関が検査し、その結果、認証された事業者のみが有機JASマークを貼ることができます。

ふくおかエコ農産物認証

伊世いちご畑は2019年にふくおかエコ農産物の認証を得ています。福岡県へ栽培計画書・報告書の提出義務を負い、国が推進するエコファーマーとして農産物の生産をしています。

ふくおかエコ農産物認証制度とは 化学合成農薬の散布回数(成分回数)と化学肥料(窒素成分)の使用量をともに県基準の半分以下で生産する栽培計画を認証する制度です。この制度に基づき生産された農産物(認証農産物)には、認証マークを表示することができ、消費者は農産物の情報を知ることで、安全・安心で環境にやさしい農産物を購入することができます。

GAP認証

苺の生産における圃場や組織の整備の一環でGAP(農業生産工程管理)に取り組んでいます。2020年11月に福岡県GAPの認証を受けました。現在、上位のGAP認証の取得はしておりませんが求められた際にスムーズに取得できる様に環境整備に取り組んでいます。

GAPとはGood Agricultural Practiceの頭文字を取ったものであり、直訳すると「よい農業のやり方」となります。農林水産省では農業生産工程管理と呼んでいます。
具体的には上記を行うことによる、農業の持続性に向けた取組のことです。
ASIAGAP/JGAPはGAPのひとつであり、農場やJA等の生産者団体が活用する農場・団体管理の基準であり、認証制度です。農林水産省が導入を推奨する農業生産工程管理の手法のひとつでもあります。(日本GAP協会ホームページより)